最も普及している一般的なロードヒーティン工法が、熱源を石油ボイラ−とする、埋設温水循環式です。
施工は、既存の地面より、8cmから15cmの深さに、放熱管を敷いて、その上にコンクリート等で舗装仕上げする工法です。舗装仕上げは、コンクリート・アスファルト・インターロッキング・マジックコンクリートなどがあります。
循環する温水の温度は、40℃から50℃くらいで、温水の放熱によりコンクリート等を温めて地表の雪を融かします。放熱管は、架橋ポリエチレン管を使用します。太さは、10mmから16mmくらいのものを使用します。標準では、13mmサイズを使用しています。1つの回路で13u約4坪の融雪能力です。放熱管の埋設深さと、太さはなどの決定は、路面等の条件などにより、臨機応変に対応します。
熱源ボイラーは、普及タイプ(開放式・密閉式)と静穏タイプがあります。据付場所の条件等を考慮して最良なものを選んで取付けます。静穏タイプは、音がとても静かなので、ご近所が建て込んでいるお家などには、お勧めしています。
 イニシャルコスト(設備工事費)は、融雪面積はもちろんのこと、今ある地盤・熱源ボイラーの選定などによりそれぞれ異なります。設備工事費のの内訳は、基本工事費・部材費・敷設工事費・地盤工事費に分けられます。基本工事費の内容は、1、熱源設置 2、オイルタンク及び給油配管 3、不凍液注入・圧力検査・試運転 4、電気工事です。部材費は、融雪面積により異なる熱源ボイラー・放熱管・不凍液・ワイヤメッシュなどの必要な部材価格です。敷設工事費は、融雪面積にu単価をかけた金額で、融雪面積により異なります。地盤工事費は、既存の地面の掘削整地や仕上げの舗装工事などで、これも面積や設置場所・舗装種類によりまったく異なります。
自動運転などの制御装置等は、オプションになります。

注)消費税は含まれておりません。

当社ロードヒーティングレギュラー工法自動運転付価格 (定価)
融雪面積 基本工事費 部材価格 敷設工事費 土木工事費(概算) 設備工事費
13u 120,000 467,000 104,000 118,000 809,000
26u 120,000 510,000 208,000 220,000 1,058,000
39u 120,000 554,000 312,000 256,000 1,242,000
52u 120,000 683,000 416,000 302,000 1,521,000
65u 120,000 734,000 520,000 320,000 1,694,000

注)消費税は含まれておりません。

当社ロードヒーティン静穏タイプ工法自動運転付価格 (定価)
融雪面積 基本工事費 部材価格 敷設工事費 土木工事費(概算) 設備工事費
13u 120,000 650,000 104,000 118,000 992,000
26u 120,000 693,000 208,000 220,000 1,241,000
39u 120,000 736,000 312,000 256,000 1,424,000
52u 120,000 782,000 416,000 302,000 1,620,000
65u 120,000 833,000 520,000 320,000 1,793,000

ロードヒーティングとゆかいな仲間たち 2

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